会長就任のご挨拶
このたび、会員の皆様のご推薦をいただき、第16期会長を務めさせていただくことになりました、立命館大学の小林泰三です。歴史あるテラメカニックス研究会の会長という大役を仰せつかり、大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。今期は、事務局として藤原大佑先生(公立諏訪東京理科大学)と渡邉智洋先生(新潟大学)のご支援をいただきながら、研究会の運営に取り組んでまいります。任期の3年間、本研究会のさらなる発展に貢献できるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
テラメカニックス研究会は、農業、建設、資源、特殊車両、ロボティクス、そして宇宙といった多岐にわたる分野の研究者・技術者が集う、たいへん特色のある研究会です。
私自身がこの研究会に初めて参加したのは2001年でした。振り返れば四半世紀になります。土木工学、特に地盤工学を専門とする私にとって、異分野の方々との出会いやお力添えは、研究を進める上での大きな原動力となってきました。そして、今に続く大切な研究テーマと研究仲間に巡り会えたのも、この研究会でした。こうした分野を越えた交流こそが、本研究会の大きな魅力であると改めて感じております。
さて、時代は「機械化」から「無人化・自動化」へと大きく進みつつあります。AIをはじめとするコンピュータサイエンスの進展とも相まって、テラメカニックス研究は、より学際的かつ実践的な広がりを見せており、この分野に寄せられる期待も高まってきています。
こうした時代の流れも踏まえつつ、これまで受け継がれてきたアットホームな雰囲気を大切に守りながら、若い世代の皆様にも「ここで発表したい、ここで仲間をつくりたい」と感じていただけるような、開かれた場づくりに努めてまいります。分野を超えた新旧の知見が交わり、新たな化学反応が生まれるような研究会を目指して、取り組んでまいります。
最後になりましたが、これまで研究会を牽引してこられた歴代会長ならびに事務局、そして会員の皆様に深く敬意を表するとともに、今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
テラメカニックス研究会会長 小林泰三