ご挨拶

この度会員の皆様のご推薦により,伝統のあるテラメカニックス研究会の第13期会長を仰せつかりました.歴代会長とは異なり上に立った経験も無く戸惑っているのが正直なところですが,選ばれた以上は全力をつくして研究会の運営にあたるつもりです.不慣れのため何かと至らない面があるかも知れませんが,ご協力方よろしくお願いします.

ご承知のとおり,当研究会は小規模ながら学会組織のような様々な縛りのない「ゆるい」異分野交流を目的としており,会員の皆様の専門分野も農業機械,建設機械,資源機械,特殊車両,惑星探査車両など多岐に渡っています.このような訳で,正会員数がやや減少傾向にもかかわらず,研究会が設立された1980年より約40年近くも同じ看板名と同じ正会員会費で研究会活動が継続できているのだろうと思います.一方で,残念なことに定年退職などを理由に退会される正会員も見受けられます.幸いなことに,最近では学生諸君や若手正会員の研究発表も増えてきています.この流れが続くと,研究会の立ち上げ期を大学院生時代に知っている私共のような還暦世代から,若い世代へと世代交代が進むものと期待しています.また,高橋前会長のご尽力により,様々な企画が研究会に取り入れられ,和気藹々とした雰囲気の会になってきております.今期においても,この路線を継続させて行くつもりです.

さて,今期の重要なイベントとして,来年(2018年)7月11日〜13日に京都市のJR京都駅南向いの新・都ホテルで第10回アジア太平洋地区ISTVS会議が本研究会第39回研究会との共催で開催されます.研究会での使用言語は英語になりますが,口頭発表の他にポスター発表もあります.会員の皆様におかれましては,ぜひ今からご予定に入れていただきたく思います.なお,発表申込方法など詳細は追って会議web上でご案内する予定です.日本国内の優れたテラメカニックス研究を海外に積極的にPRする意味でも,会員の皆様の多数のご参加ご発表をお願いします.

最後になりましたが,任期途中の2011年には東日本大震災が発生し被災されたにもかかわらず,2008年4月の10期から12期まで計9年間の永きにわたり一貫して研究会をけん引いただいた前会長の高橋先生,前事務局としてサポートいただいた立命館大学の山元様,東北大学の里見先生に厚く御礼申し上げて,会長就任の挨拶とさせていただきます.

テラメカニックス研究会会長 中嶋洋